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【プレミア12】栗原陵矢が激闘決着V犠飛、フォロワー41・8万人のインフルエンサー妻も現地応援


侍ジャパンの栗原陵矢選手が、第3回WBSCプレミア12でキューバを相手に決勝点を上げる勝ち越し犠牲フライを放ち、試合結果を7−6で日本に有利にしました。試合前に笑顔で再会し健闘を誓い合ったキューバ代表のチームメイトであるモイネロ選手からの一打でした。15日の韓国戦で右肘に痛め、16日の台湾戦では欠場しましたが、この日はその影響を振り払い重要な場面で活躍。試合後は、応援に駆け付けたモデルの愛甲千笑美夫人と食事の予定もあり、夫人が応援に来ている前での活躍が「最後に良い形で勝って東京に帰りたい」という男としての覚悟を形にしました。

日本対キューバ 試合前、笑顔をみせるキューバ代表モイネロ(右)と栗原(撮影・横山健太)

<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:侍ジャパン7-6キューバ>◇17日◇天母

侍ジャパン栗原陵矢内野手(28)が激闘に決着をつけた。マウンドに立ちはだかったのは、試合前に再会を果たして健闘を誓い合ったチームメート。6-6の8回1死一、三塁。ソフトバンクの同僚左腕、モイネロから値千金の勝ち越し犠飛を左翼に上げ、リードを奪った。大会3打点目。「いろいろ疲れました」と息詰まる激闘を振り返った。

15日の韓国戦で右肘に死球を受けた影響で、16日の台湾戦は大事を取って初欠場。5番の指定席に戻ったこの日、ここ一番で勝負強さを発揮した。

この日、モデルの愛甲千笑美夫人が台北まで応援に駆け付けた。千笑美夫人はインスタグラムでフォロワー41・8万人のインフルエンサー。シーズン中から心の支えとして夫人と二人三脚で歩んできた。キューバ戦の後は食事の予定も入れていた。愛する夫人の前でベンチ待機というわけにはいかない。男としての覚悟が決勝点を呼び込んだ。

「最後に良い形で勝って東京に帰りたい」。会心の台北ナイトになった。【只松憲】

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