今季限りで現役引退するロッテ井上晴哉内野手(35)の引退セレモニーが17日、ZOZOマリンでのファン感謝デー「MARINES FANFEST 2024」内で行われた。
アジャと呼ばれて親しまれてきた巨漢のスラッガーは、近年はコンディション不良なども重なり、出場機会が減っていた。11年間のプロ生活で通算打率2割5分、76本塁打、313打点だった。
セレモニー前に行われた紅白戦では、最終回に代打で登場。投手役の安田の内角球に詰まりながらも左翼線に落とす適時打となり、涙した。「詰まりました。いや、もう、思い出が詰まった最高のヒットです」と言葉を詰まらせた。