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【福岡】来季トップ昇格FWサニブラウン・ハナンが約20分プレーで存在感「落ち着いてできた」


2024年11月17日、福岡市の雁の巣レクリエーションセンターで行われた福岡対福岡ユースの練習試合で、福岡ユースのFWサニブラウン・ハナンが注目を集めた。彼は前途のトップチーム昇格が期待される若手選手であり、アビスパ福岡のトップチームとの試合に途中出場し、約20分間プレイ。競り合いを制し、特に空中戦での強さを発揮したが、コンディションが完全ではなく、シュート機会を逃したことを自己評価する際には課題として挙げた。試合後には「落ち着いて周りを見てプレーできた」と振り返り、今後の成長へ意欲を示した。

福岡対福岡ユース 福岡DF田代雅也(右橋)と競り合う福岡ユースFWサニブラウン・ハナン(中央)(撮影・菊川光一)=2024年11月17日、福岡市・雁の巣レクリエーションセンター

J1アビスパ福岡は17日、福岡市内で福岡ユースと練習試合を行った。

パリオリンピック(五輪)男子100メートル準決勝で自己ベスト9秒96を記録したサニブラウン・ハキーム(25=東レ)の弟で、同ユースから来季トップチームに昇格するFWサニブラウン・ハナン(18)が存在感を示した。

40分の1本目に途中出場して、約20分プレー。ボールを受けて、Dドウグラス・グローリ(35)を振り切って前を向き、DF田代雅也(31)に空中戦で競り勝つなど強みを発揮した。

コンディション不良から復帰したばかりで、万全のパフォーマンスではなかったという。それでも「周りを見て、落ち着いてプレーできた」。プロ相手に通用した部分には「空中戦は勝てると思った」で、課題として「シュートのところは入らないと何にもならない。(ゴールに)直結する動きなど強化して行きたい」と話し、シュート0本を反省した。

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