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【オリックス】育成1位の大院大高・今坂幸暉が仮契約 目標はトリプルスリーと侍ジャパン入り


大阪学院大学高等学校の内野手、今坂幸暉(18)がオリックスと育成1位で仮契約を結びました。契約内容は支度金300万円、年俸240万円で、背番号は新入団選手発表会見で公表される予定です。今坂は走攻守に優れた遊撃手として活躍しており、近畿大会大阪府予選で履正社と大阪桐蔭に勝利し優勝した実績があります。ドラフトでは支配下指名とはならなかったものの、支配下選手を目指す意欲を見せています。チーム内にはライバルも多い中、「ショートへのこだわりが強い」と語り、目標をトリプルスリーと侍ジャパン入りに定めています。偉大なOBである江夏豊投手を意識し、球界に名を残す選手を目指しています。

大阪学院大高・今坂(5月26日撮影)

今秋ドラフトでオリックスから育成1位で指名された大院大高・今坂幸暉内野手(18)が17日、大阪市内で球団と仮契約を結んだ。支度金300万円、年俸240万円で、背番号は今月29日の新入団選手発表会見で公表される。

今坂は走攻守3拍子そろった遊撃手で、今春の近畿大会大阪府予選で履正社、大阪桐蔭を破って優勝した。ドラフトで支配下での指名を得ることはできなかったが「1年目から支配下を目指していきます」と気持ちを切り替えた。仮契約を終え「プロ野球選手になれるという思いと、これからしっかりやってやるぞ、という思いです」と高揚感を明かした。

チーム内には侍ジャパンで遊撃を務める紅林、昨年のドラフト1位の横山聖らライバルがひしめくが「ショートへのこだわりは強いので、ショートで試合に出たいと思っています」と先輩たちに負けない心意気で臨む。

目標はトリプルスリーと侍ジャパン入り。「高校の監督にもタイトルは取ってほしいと言われました。自分も目標なんで、トリプルスリーを目指したい。1年目から勝負に徹しろ、と監督から言われているので(将来的な目標ではなく)近々と思っておられると思います」と期待に応えていく。

大院大高の大先輩には元阪神江夏豊投手(76)がいる。206勝193セーブを挙げた球界のレジェンドだ。「(偉大なOBに)並べる、追い越せる選手になっていければ」と、学校の歴史、球界の歴史に名前を残せる選手を目指していく。(金額は推定)

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