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【欧州NL】ハンガリー代表コーチが体調不良で倒れて試合中断、ソボスライ涙 オランダは8強


欧州ネーションズリーグの試合で、オランダがハンガリーを4-0で破り、準々決勝進出を決めました。試合中、ハンガリーのアシスタントコーチ、アダム・サライ氏が突然倒れ、試合が約13分間中断しました。サライ氏はベンチで治療を受け、後に病院で検査を受けていますが、意識は安定しています。試合は再開され、オランダ側がPKを成功させ、結局4-0の勝利となりました。試合後、ハンガリー側はサライ氏の意識が安定していることを発表しました。

オランダ戦の試合前に整列するハンガリーの選手たち(ロイター)

<欧州ネーションズリーグ:オランダ4-0ハンガリー>◇16日◇リーグA3組◇1次リーグ第5戦◇アムステルダム

オランダがハンガリーを4-0で下し、来年3月の準々決勝進出を決めた。2勝2分け1敗の勝ち点8とし、2位が確定した。前半に得た2本のPKを決め、後半にもサイド攻撃から2点を追加した。

試合は前半7分に緊急事態が発生した。ハンガリー代表チームのアシスタントコーチを務めるアダム・サライ氏(36)が体調を崩し、ベンチで倒れた。すぐにチームスタッフと控え選手らが取り囲み、その場で治療が行われた。試合は約13分間中断した。

ハンガリー代表主将のMFソボスライ(リバプール)が心配で涙を浮かべる場面もあり、続行は難しいと思われたが、協議の結果、試合は再開。中断直前のプレーでオランダがPKを獲得しており、それをFWウェフホルスト(アヤックス)が決めた。

ソボスライとリバプールでともにプレーするオランダ代表主将のDFファンダイクは「彼らはプレーを続けるかどうか決めなければならなかった。彼らがプレーを続けたことは強い意志の表れだと思います」と語った。

試合後、ハンガリー連盟は「アダム・サライ氏の意識は安定している」と発表。病院に搬送され、検査を受けているという。36歳の同氏はブンデスリーガのマインツやホッフェンハイムなどでプレーし、23年7月に現役を引退。ハンガリー代表FWとして86試合26得点を記録し、今年10月に代表コーチに加わった。

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