西武は15日、育成3位の大阪桐蔭ラマル・ギービン・ラタナヤケ外野手(18)と14日に仮契約を結んだと発表した。支度金350万円、年俸280万円。
スリランカ人の両親を持つ右の長距離砲。高校通算本塁打は33本を誇る。明治神宮大会では右中間に本塁打を放つなど広角に長打を打てる。守備に粗さは残すが長打力は世代屈指。後藤光貴アマチュア担当スカウトは「高校生離れした飛距離を放つ、将来の長距離砲として期待できる選手です」と期待を寄せた。
球団を通じてラマルは「契約をして、やっとライオンズの一員になれた気持ちです。長打力を生かしたバッティングで、ここぞというときに打って、チームの勝利に貢献できる選手になりたいです。入寮までにしっかり練習して、良いスタートが切れるようにしたいです」とコメントした。