MLB公式サイトは13日(日本時間14日)、今オフにロッテからポスティングシステムでメジャーに挑戦する佐々木朗希投手(23)の特集記事を掲載し、国際スカウトや今季ロッテでともにプレーしたジェームス・ダイクストラ投手(33)のコメントを紹介した。
ある国際スカウトは、佐々木の評価について「私の意見では、彼は最高クラスの先発投手。オオタニとまでは言わないが、投手という観点から見れば、とても比較になる。私は彼が19歳の時から見ているし、代表チームでも見ている。驚異的な投球だよ」と、ドジャース大谷翔平投手を引き合いに絶賛。別のスカウトは、25歳ルールに該当しなかった場合の契約総額を聞かれると「10年で2億7500万ドル(約413億円)から3億ドル(約450億円)だろう」と、昨オフにドジャースと投手史上最高額の12年総額3億2500万ドル(約488億円)で契約した山本由伸投手に匹敵する金額になると予想した。
今季ともにプレーした右腕ダイクストラも、佐々木の投球に驚きを隠せなかったと明かした。「キャンプ序盤にキャッチャーの後ろに立って彼のブルペン投球を見たんだけど『Oh my!』って声が出たよ。WBCを見て実力は知っていたが、期待以上だった。おそらく、これまで見た中で最高のスプリットかもしれない」と、初めて実際に投球を見た様子を振り返り「あのブルペンを見た後に『今まで見た中で最高の投手の1人だろう』と言ったんだ。これほど才能を持った投手は他にいない」と続けた。投球練習や英語の勉強に必死に取り組んでいたことも明かしている。