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【プレミア12】井上温大、帽子をかっ飛ばし6回途中5安打8K2失点 追加招集左腕が役割果たす


侍ジャパンの井上温大投手は、WBSCプレミア12初戦のオーストラリア戦で6回途中まで投げ、74球を投じ8三振を奪いました。井上は1回のピンチを力強いツーシームで乗り切り、5回までゼロに抑える投球を見せました。しかし6回、ホームランを打たれて5点のリードから2失点を許し、交代となりました。試合前インタビューで井上は「チームに勝利をもたらすよう全力で投げる」と意気込みを語っていました。彼の初侍ジャパン登板は奮闘し、責任を果たした投球と評価されました。

日本対オーストラリア 井上(左から3人目)は6回途中で降板する(撮影・上田博志)

<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:侍ジャパン-オーストラリア>◇13日◇バンテリンドーム

侍ジャパンの井上温大投手(23)が、6回途中5安打2失点で降板した。

1回2死三塁、オーストラリア4番のテーラーウィングローブを147キロのツーシームで空振り三振に斬った。

立ち上がりのピンチを封じて勢いに乗った。直球、変化球ともキレ味抜群で、5回までゼロを並べた。帽子をかっ飛ばしながら、力強く腕を振った。

5点リードの6回に本塁打を浴び、右前打を続けられて、交代を告げられた。

追加招集で初の侍ジャパン入りを果たした左腕。「大事な初戦を任されているので、責任を持ちながら何とかチームに勝ちを導けるように投げていきたい」と臨んだマウンドだった。球数74球の8奪三振。イニングの途中で降板し、一塁に走者を残した状態でマウンドを託した。

球数74球で無四球、8奪三振の力投。開幕投手の役割は果たした。

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