東京6大学野球連盟は13日、神宮球場でドラフト指名を受けてプロ入りする選手らに研修を行った。
楽天1位の明大・宗山塁内野手(21)、日本ハム5位の山県秀内野手(22)ら独立リーグ入団の選手も合わせて8人が参加した。
コンプライアンスや税金、法律、SNSの使い方などの講義が約3時間、行われた。
宗山は「常に見られている意識や立場の責任を強く感じました」と丁寧な口調で話した。お金の話を受けて「これから一番気をつけないといけないことの1つにはなってくると思う。使わないといけないところも必ずあるので、そこの見極めというか、信頼できる人と関係を築いていけたらなと思いました」と話した。SNSが盛んな時代を生きる選手として「自分のプレーを見に行きたいって思ってもらえる選手が一番だと思うので。そういった意味でも言動や行動、SNSでも1個1個気をつけないといけないと思いました」と力を込めた。
日本ハム5位の早大・山県は「商学部で会計の話とかちょっと聞いたことある内容もあったので勉強しておいて良かったなと思いました。制度など知らない部分も多かったので、そこを学べて良かった」と笑顔で話した。
楽天5位の早大・吉納翼外野手(22)は「1つの行動が個人、球団を左右する。私生活から見られていることが印象に残りました。6大学のエリートっていう風に見られるよってセミナーでも言われたので、しっかり自覚していきたい」と語った。