R・ソシエダードに0-1で敗れたバルセロナが枠内シュート0本で終わるのは、10年ぶりのことだ、とスペイン紙アスが12日に報じた。
フリック監督を新たに迎えたバルセロナは、今季開幕から圧倒的な攻撃力を誇示。欧州5大リーグ(スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランス)最多得点チームとなり、リーグ戦首位、欧州チャンピオンズリーグ・1次リーグ6位と好調を維持してきた。
そんな中、10日にアウェーで行われたスペインリーグ第13節でレアル・ソシエダードと対戦したが、終始相手の堅固な守備に苦しみ0-1の敗北を喫した。
これにより公式戦の連勝が7でストップし、今季開幕から17試合目にして初の無得点となった。さらに、11本のシュートを打ったにもかかわらず、枠内に1本も飛ばせなかった。
アス紙によると、バルセロナが枠内シュート0本で終わるのは、実に10年ぶりのことであるという。
それは14年9月24日にアウェーで行われたスペインリーグ第5節マラガ戦。ルイス・エンリケ(現パリ・サンジェルマン監督)に率いられたチームはメッシ、ネイマールなどの強力な攻撃陣を擁しながらも、最後までゴールにシュートを飛ばせず、0-0で引き分けた。
バルセロナはそれ以降、スコアレスドローに終わった試合でも最低1本は枠内にシュートを飛ばしていたが、Rソシエダード戦で久々に攻撃力を無力化させられる結果となった。(高橋智行通信員)