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【巨人】大城卓三が残留決断「やっぱりジャイアンツ」今季キャリアハイ88試合、球団は複数年提示か


巨人の大城卓三捕手が国内FA権を行使せず、残留を決断しました。昨シーズンは134試合に出場しましたが、今季は96試合にとどまり、打率.254、3本塁打と不本意な成績となりました。それでも、「ジャイアンツでプレーを続け、今のチームメートと日本一を目指したい」との意志を示し、球団に残留を伝えました。球団は彼を戦力として高く評価しており、現行の年俸1億3000万円からの増額を基に複数年契約を提示する見込みです。来季の捕手陣には岸田、小林、山瀬、喜多などが控えており、さらにソフトバンクの甲斐の獲得調査も進められる見通しです。

巨人大城卓三(2024年9月19日撮影)

国内FA権を保有する巨人大城卓三捕手(31)が12日、権利を行使せず残留を決断した。

昨季は134試合に出場も今季は96試合出場にとどまり、打率2割5分4厘、3本塁打と個人としては不本意な成績に終わった。この日、球団に残留の意思を伝え「この期間、ジャイアンツでの7年間を思い返しながら熟考した中で、やっぱりジャイアンツでプレーを続けたい、今のチームメートと一緒に日本一になりたいとの強い思いは変わりませんでした」とコメントした。

球団も17年ドラフト3位で入団し、今季で7年目を迎えた強打の捕手を戦力として高く評価。今季の推定年俸1億3000万円から増額をベースに複数年契約を提示しているとみられる。来季の捕手陣は今季キャリアハイの88試合に出場した岸田、ベテラン小林、若手では山瀬、喜多らがひしめく。さらに国内FA権を行使する意向を固めたソフトバンク甲斐の獲得調査にも乗り出す見込み。捕手出身の阿部体制の下、扇の要を固めていく。

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