阪神椎葉剛投手(22)が12日、高知県内のチーム宿舎で契約更改交渉に臨んだ。50万円ダウンの950万円でサイン。「自分も本当、来年が勝負だと思うので。本気で頑張りたいと思います」と決意をにじませた。
プロ1年目の今季は春季キャンプから1軍に帯同したが、開幕1軍メンバーには入れず。ファームでは23試合に登板し、終盤は先発も経験した。最速159キロの強い直球が持ち味。藤川監督からも直接指導を受けるなど、来季の巻き返しを期待されている。
「思う通りにはいかなかったけど、思う通りに行くことの方が少ないと思うので。ここで腐らないように。来年1軍で活躍できるようにしたいと思っています」と力を込めた。
またドラフト同期の石黒佑弥投手(23)も契約更改交渉に臨み、50万円アップの800万円でサインした。今季は1軍戦3試合に出場し、防御率5・40。「1軍の経験もできたし、あまり良くない時もあった。来シーズンに向けて頑張っていきたいなという糧になりました」と1年を振り返った。(金額は推定)