「三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞選手が12日発表され、パ・リーグ外野手部門で楽天辰己涼介外野手(27)が4年連続4度目の受賞を果たした。220票を獲得し、2位のソフトバンク周東を1票上回った。持ち前の守備範囲の広さを生かし、今季は外野手のシーズン刺殺数で397刺殺をマーク。76年ぶりにプロ野球記録を更新し、飛躍のシーズンを送った。
辰己は球団を通じて「とても光栄です。毎年、この賞の受賞を目標にしており、それを4年連続で達成できたことを大変光栄に思います。この目標が、常に自分のベストを尽くすための原動力となっていることは間違いなく、その機会を与えていただいて感謝しています」とコメントした。
今季は全143試合に出場し打率2割9分4厘、7本塁打、58打点、20盗塁をマークし、158安打を放って最多安打のタイトルも獲得した。「今年もとても良いシーズンを過ごさせていただき、いつも自分をサポートしてくださっている家族、コーチ、チームメート、そしてファンの皆さんに感謝をしています。これからもこの賞の受賞を目指して頑張ります」と話した。