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楽天ドラ1の明大・宗山塁、優勝決定戦の大一番 第1打席は100キロカーブを捉えるもシフト正面


明治大学の宗山塁は、早稲田大学との東京六大学野球優勝決定戦に出場。スタメンの3番遊撃として試合に臨み、第1打席では早大のエース伊藤樹と対戦。惜しくも二ゴロとしたが、今季は打率4割を記録し、リーグでの存在感をアピールしている。明大と早大は勝ち点と勝率で並び、優勝を懸けた試合で激突。宗山は通算88試合で118安打を放ち、リーグ歴代7位に位置する。また、彼は楽天にドラフト1位指名されており、期待される選手の一人である。

試合前の練習を行う明大・宗山(撮影・野上伸悟)

<東京6大学野球:明大-早大>◇12日◇優勝決定戦

楽天にドラフト1位指名された明大・宗山塁内野手(21=広陵)が、早大との優勝決定戦に「3番遊撃」でスタメン出場した。

1回2死での第1打席は、早大のエース右腕伊藤樹投手(3年=仙台育英)と対戦。2ストライクから100キロのカーブを捉えたが、一塁ベース寄りにシフトしていた二塁手の正面を突いて二ゴロとなった。

明大は早大と勝ち点、勝率でともに並び、優勝決定戦に臨んでいる。勝てば明治神宮野球大会(神宮、20日開幕)で、名城大と環太平洋大の勝者と23日に対戦する。

宗山は今季リーグ2位の打率4割、2本塁打、12打点をマークし、通算88試合で118安打を放ちリーグ歴代7位。1年の春、秋のリーグ戦は新型コロナの影響で10試合制だったこともあり、1位の明大OB高山俊(オイシックス)が102試合で達成した131安打には及ばなかったが、高山を上回るペースで安打を重ねた。

10月24日のドラフト会議では、5球団競合の末に楽天が交渉権を獲得した。

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