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【広島】11年目の九里亜蓮が海外FA権行使 8年連続110投球回の負傷離脱なしタフネス右腕


広島の九里亜蓮投手が、昨季取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使することを発表しました。九里は会見で、「家族と話し合って決断した。球団には感謝している」と述べ、新井貴浩監督からも「後悔のないように」という後押しを受けたことを明かしました。九里は、13年のドラフト2位で広島に入団し、リーグ3連覇に貢献。20年からは先発として定着し、21年には最多勝のタイトルを獲得しました。今季もタフな右腕ぶりを見せ、17年から8年連続でシーズン20試合以上に登板する安定した活躍を続けています。

会見で海外FA権行使の意向を語った、広島九里(撮影・中島麗)

広島は12日、九里亜蓮投手(33)が昨季取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使すると発表した。同日に申請書類を球団に提出した。

マツダスタジアムで会見した九里は「家族とも話し合って決断した。どんな決断をしても背中を押してくれた球団に感謝したい」と語り、新井貴浩監督(47)からも「選手として取った権利だし、後悔のないようにしてくれたらいい」と後押しされたことを明かした。

九里は亜大から13年ドラフト2位で広島に入団。1年目から先発と中継ぎでフル回転し、18年までのリーグ3連覇に貢献。20年から先発に定着し、21年に13勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得した。

今季は23試合を投げて131回2/3と規定投球回未満のながら、17年から8年連続で20試合登板、110投球回をクリアしたタフネス右腕。来年9月で34歳を迎えるが、入団11年で負傷離脱が1度もない頑丈さが武器だ。

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