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【DeNA】佐野恵太がチーム残留 決断したわけ語る「あの長く、苦しく、悔しい時間」「恩を」


DeNAの佐野恵太外野手が今季取得した国内FA権を行使せず、ベイスターズに残留することを決定しました。彼は2016年のドラフトでDeNAに指名されプロとしてのキャリアをスタートさせ、自身の原動力を恩に報いる形で変わらずに持ち続けています。佐野はプロ入り後、首位打者や最多安打、ベストナインといった個人成績を残し、筒香の後を受けて3代目キャプテンに就任、現在まで4シーズン務めています。チームの中心打者として今期も貢献し、26年ぶりの日本シリーズ制覇に貢献しました。さらに、プレミア12の侍ジャパンメンバーにも初選出されるなど、その活躍は国内外で注目されています。

DeNA佐野恵太(2024年撮影)

DeNAは12日、佐野恵太外野手(29)が今季取得した国内FA権を行使せず、残留すると発表した。

佐野は「2016年のドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから指名をしていただいて、自分のプロ野球人生はスタートしました。指名待ちをしていたあの時の長く、苦しく、悔しい時間は今も自分の原動力となっています。ドラフト会議で指名してくれた恩を活躍することで返せるのであればベイスターズのために活躍をしたい。その思いが変わることはありませんでした」と決断の裏側を明かした。

さらに続けて「ファンの皆さまと一緒に勝利を分かち合えるようチームのために頑張っていきたいと思います!」とコメントした。

佐野は16年にドラフト9位で明大から入団。類いまれな打撃センスで主軸へと成り上がってきた。20年は首位打者、22年は最多安打、20年、22年はベストナインを獲得。20年からは筒香の後を受けてDeNAの3代目キャプテンに就任。4シーズン務め上げた。明るいキャラクターで人望も厚く、ムードメーカーとしても欠かせない存在だった。

今季は主軸として強力打線をけん引。CSでは2本塁打を放ち、26年ぶりの日本一の歓喜を味わった。13日に開幕するプレミア12の侍ジャパンメンバーにも初選出されていた。

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