ナ・リーグのサイ・ヤング賞候補が11日(日本時間12日)に発表され、ブレーブスのクリス・セール投手(35)、パイレーツのポール・スキーンズ投手(22)、フィリーズのザック・ウィーラー投手(34)の3人が選出された。
メジャー14年目の左腕セールは両リーグトップの防御率2・38、225奪三振をマーク。同タイの18勝をマークした。12年から7年連続で2ケタ勝利を挙げたが、19年以降は6勝がシーズン最多だった。
右腕スキーンズは23年のドラフト1巡目(全体1位)で指名を受けた怪物ルーキー。100マイル(約161キロ)を超える直球で11勝をマークした。ドジャース大谷翔平投手(30)と初対戦となった6月5日(同6日)の第1打席は、101マイル(約163キロ)で3球三振に仕留めた。大谷との対戦成績は6打数2安打1本塁打3三振。スキーンズは新人王最終候補にも選出されており、サイ・ヤング賞とのダブル受賞が期待される。
フィリーズの大エース右腕ウィーラーは13勝で防御率3・61。21年から3年連続の2ケタ勝利を挙げるなど、メジャー生活9年のうち6年で2ケタ勝利と安定した成績を残し続けている。