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【DeNA】佐野恵太がFA権行使せず残留決断 16年ドラ9で入団、20年には首位打者獲得


DeNAベイスターズの外野手、佐野恵太選手(29歳)は、2023年7月に取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、チームに残留することを決定しました。佐野選手は2016年にドラフト9位で明治大学から入団し、持ち前の打撃センスでチームの中軸として活躍。2020年には首位打者、2022年には最多安打を記録し、両年はベストナインにも選ばれました。さらに、2020年からはチームのキャプテンを務め、明るい性格と高いリーダーシップでチームを盛り上げてきました。今季もチームの主軸として活躍し、26年ぶりに日本シリーズで優勝。こうした経験をもとに、来季のリーグ優勝を目指しています。また、プレミア12にも侍ジャパンのメンバーとして初選出され、世界一を視野に入れています。

DeNA佐野恵太(2024年撮影)

DeNA佐野恵太外野手(29)が、今年7月に初取得した国内FA権を行使せずに残留することが11日、分かった。日本シリーズで優勝を果たした第6戦の後には「納得のいく決断をしたい」と熟考する姿勢を示していたが、入団から育ててくれたDeNAへの感謝を胸に、DeNAでプレーし続ける道を選んだ。

16年にドラフト9位で明大から入団。類いまれな打撃センスで主軸へと成り上がってきた。20年は首位打者、22年は最多安打、20年、22年はベストナインを獲得。20年からは筒香の後を受けてDeNAの3代目キャプテンに就任。4シーズン務め上げた。明るいキャラクターで人望も厚く、ムードメーカーとしても欠かせない存在だった。

今季は主軸として強力打線をけん引。CSでは2本塁打を放ち、26年ぶりの日本一の歓喜を味わった。直後には「最高の景色を見られた。こういう経験は来シーズンに生きるんじゃないかと思います」と27年ぶりとなる来季のリーグ優勝を見据えていた。13日に開幕するプレミア12の侍ジャパンメンバーにも初選出されている。世界一、そして来季のセ界一へ。頼れるスラッガーが再び「横浜優勝」に導いていく。

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