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元日本代表MF梅崎司が今季限りで引退「皆さんと本気で歓びあった感動は僕にとって宝物」


J2大分トリニータのMF梅崎司は、今季をもってプロサッカー選手としての活動を終了し、引退を発表しました。梅崎は日本国内外で活躍し、フランスのグルノーブルや浦和レッズ、湘南ベルマーレでもプレーしました。彼の選手生活は20年間に及び、多くの怪我や手術を経験しながらも、多くの喜びと感動をファンや仲間と共有できたと語っています。梅崎は指導者としてサッカー界に恩返しをしていく意向を示し、大分トリニータでキャリアを締めくくることに喜びを感じているということです。彼はJ1通算307試合で36得点、J2では51試合で5得点を記録しました。また、日本代表として1試合に出場しています。

梅崎司(2018年11月24日撮影)

J2大分トリニータは11日、元日本代表のMF梅崎司(37)が今季限りで現役を引退すると発表した。長崎・諫早市出身で、グルノーブル(フランス)や浦和レッズ、湘南ベルマーレでもプレーした。

梅崎はクラブを通じてコメントを発表した。

「今シーズンをもってプロサッカー選手としての活動に1つの区切りをつけることにしました。僕のプロサッカー選手生活を振り返ると山あり谷ありの連続でした。大きな悲しみ、大きな苦しみを味わうことが多かったですが、それ以上に大きな歓び、大きな感動を沢山の方々と共に分かち合うことが出来ました。そして怪我との戦いもありました。大怪我もあり、手術も6度経験。絶望するような状況もありましたが、その度に助けてくれる人が僕の周りには沢山いました。本当に人に恵まれていたと感じています。僕の事を僕以上に心配したり歓んでくれるファン、サポーターの皆さんの存在は僕にとって財産です。怪我や苦しみを乗り越え、皆さんと本気で歓びあった感動は僕にとって宝物です。

また、大分トリニータ、浦和レッズ、湘南ベルマーレと素晴らしい仲間が出来、多くの素晴らしい経験をさせてもらいました。プロサッカー選手として、20年間、本気で挑み続け全力で駆け抜けてきました。その足跡が自分の中にしっかりあります。やり切れた選手生活だったと胸を張って言えます。ボロボロになるまで、どんな状況でも自分と向き合い、諦めずに挑み続けた自分を褒めてあげたいです。今後についてですが、今までもプレーする中で、自分を育てていただいたサッカー界に恩返しがしたいと思っており、その気持ちに従い、指導者というステージでチャレンジをしていきたいと考えています。最後になりますが、現役生活の最後に自分を育ててくれた大分トリニータに戻ってくる事ができ、本当に幸せでした。最高の選手生活でした。皆さんからいただいた大きな愛をお返しできるよう、本物の歓び、感動を伝えられる指導者になれるよう、挑んでいきます。20年間ありがとうございました!」(原文まま)

J1通算307試合出場36得点、J2通算51試合出場5得点。日本代表では国際Aマッチに1試合出場している。

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