川崎フロンターレは11日、9月末で退団した元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミス(39)が現役引退したことを発表した。
フランスのサンテティエンヌでプロキャリアをスタートさせ、マルセイユやリヨン、トルコ1部のガラタサライ、サウジアラビアのアルヒラルなどでもプレーした。川崎Fには23年夏に加入し、今季は5月の北海道コンサドーレ札幌戦でハットトリックを記録したが、出場機会が減り、家族との時間などを優先し、双方合意の上、9月末に退団していた。
ゴミスはクラブを通じてコメントを発表。「残念ながら約束した通りに(ルヴァンカップ決勝のために)日本に戻ることはできませんでしたが、日本でのすばらしい経験を最後に、私はサッカー選手として引退することを決意しました」と報告した。続けて「この決断が私にとっても、私の家族にとってもベストな選択であると信じています。いつも私をサポートしていただき、ありがとうございました。あなたたちのことは私の心にいつまでも残り続けるでしょうし、きっとまた会える日が来ると思っています。心から愛しています。また会いましょう! ありがとうございました」と感謝の思いを伝えた。