ドジャースのクレイトン・マッカロー一塁コーチ(44)が、マーリンズの新監督に就任すると10日(日本時間11日)、MLB公式サイトなど複数の米メディアが報じた。マーリンズは今季62勝100敗で地区最下位に沈み、シーズン終了直後にスキップ・シューメー前監督(44)が退任していた。
マッカロー一塁コーチは21年からドジャースの一塁コーチを務め、大谷翔平投手が出塁した際にはヘルメット同士をぶつける「ヘッドバンプ」がおなじみの光景となっていた。MLB公式サイトは「マッカローは今季、MVP最有力候補の大谷翔平を手助け、23年のホームランダービーではムーキー・ベッツの投手役を務めた。ベッツは彼のことを『今までで一番好きなコーチ』と話していた」と紹介した。
同コーチは02年ドラフトで捕手としてインディアンス(現ガーディアンズ)から22巡目で指名され、マイナーで4年間プレー。引退後はブルージェイズ傘下で監督を務め、15年にドジャース傘下のフィールド・コーディネーターに就いていた。