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【湘南】福田翔生、大崎玲央とのバトルと和解の舞台裏明かす「グッドプレーだよ」


湘南ベルマーレはホームで北海道コンサドーレ札幌と1-1で引き分け、5試合負けなしでJ1残留を決めました。試合中、FW福田翔生が相手DF大崎玲央と激しいやり合いを展開し、互いににらみ合う場面もありました。その後、試合が終了すると、両者は和解しました。後半には福田がファウルし警告を受けるも、イエローカードが審判の手帳にくっついてしまうというユーモラスなシーンがありました。最終的に福田自らがカードをはがしました。9得点を挙げた福田は、湘南を残留に導く活躍を見せ、さらなる高みを目指すと意欲を示しました。

湘南対札幌 後半、にらみ合う湘南福田(左)と札幌大崎(撮影・宮地輝)

<明治安田J1:湘南1-1札幌>◇第36節◇9日◇レモンガス

湘南ベルマーレがホームで北海道コンサドーレ札幌と1-1で引き分け、5戦負けなしでJ1残留を決めた。

攻守にアグレッシブな姿勢をみせたFW福田翔生(23)は、相手DF大崎玲央(33)とのマッチアップを振り返った。

前半から激しいやり合いを繰り広げ、後半7分にはヒートアップして互いに額を突き、にらみ合った。福田は「すごくタイトに来たので、良いバトルができて楽しかったです」。試合後には2人で話し合ったといい「ちゃんと和解しました。『グッドプレーだよ』みたいに言われて、僕も『ちょっと熱くなってすみませんでした』と言いました。そこを記事に書いておいてほしいです(笑い)」と笑顔で報道陣にリクエストした。

後半39分には、右サイドでファウルをすると審判から警告が与えられた。しかし、イエローカードが手帳にくっついてはがれなくなり、相手DF中村桐耶(24)と3人で協力し、最後は自らイエローカードをはがす形となった。「自分がイエローカードをもらうのに、自分が出しちゃって。粘着力がすごくて取れなかった。面白かったです。笑っちゃいました」と舞台裏を明かした。

そんなアクシデントもありながら、チームは5戦負けなしでJ1残留を決めた。昨夏、J3のYSCC横浜から加入した快足ストライカーは、今季9得点とブレークし、チームを引っ張った。「このチームを降格させないと思っていました。本当にそれだけです。もっともっと上に行けると思う。高みを目指していきたい」。残り2節も全力で戦い抜く。【佐藤成】

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