阪神藤川球児監督(44)の高知商時代の恩師、正木陽さん(63)が8日、高知安芸キャンプを訪問した。教え子の新たな船出に「感慨深いですね。どこまでも教え子なのでね。チャンスがあればシーズン中は甲子園に応援にいきたい」と感慨深く話した。
関わってきた多くの人の夢や希望をのせて、虎の新指揮官としての重責を担う。
◆正木陽(まさき・あきら)1960年(昭35)11月26日生まれ、高知県高知市出身。高知商、同志社大で外野手としてプレー。高知商時代3年時、78年の夏の甲子園大会で準優勝。93年秋から母校の監督に就任し春夏合わせて3回、甲子園に導いた。現在は日本高校野球連盟技術・復興委員長を務める。