ドジャース大谷翔平投手(30)が今季記録を更新するまでアジア出身メジャーリーガーの通算最多本塁打記録を保持していた元レンジャーズの秋信守外野手(42)が正式に現役引退を発表した。複数の米メディアが7日(日本時間8日)、伝えた。
韓国出身の秋信守は2005年にマリナーズでメジャーでデビューし、20年までメジャーで16年間プレー。通算打率2割7分5厘、218本塁打、782打点、157盗塁を記録。大谷が今季抜くまでアジア出身選手としては初の200本塁打超えで本塁打記録を保持していた。レンジャーズ時代はダルビッシュ有投手(38=パドレス)と数年間ともにプレーし、18年には唯一のオールスター選出を果たした。
21年から韓国プロ野球リーグのSSGに戻り、今季まで現役を続けていた。ダラス・モーニングニューズ電子版によると韓国で引退会見を開いた秋信守は「自分は野球に関して特別な才能があったとは思わないが、オールラウンドな選手だったと思っている。一生懸命な選手だったと記憶してもらえたら、がんばってきたかいがあると思える」と話したという。