セレッソ大阪のMF為田大貴(31)が3日、敵地での北海道コンサドーレ札幌戦に11試合連続で先発出場する。
2日、大阪市内での練習後にオンライン取材に応じて「当たり前のことだが、球際、セカンドボールのところを、常に意識してやらないといけない。ベースの戦う部分は(できて)当たり前。もう1度再確認して、おのおのが試合に入らないといけない」と、意気込みを口にした。
現在19位札幌と同様、前節は同じく残留争いをしているジュビロ磐田に1-2と競り負けた。
「(中13日で)期間があいた試合となり、前半はふわふわして試合に入れていない状況にあった。絶対にないように」と、今回も中14日となる一戦に警戒した。
札幌の右ウイング、MF近藤友喜とのマッチアップに関しては、左ウイングを担う為田は「先手を取れれば一番いい。相手は攻撃的なチームだが、自分たちがより攻撃を仕掛けて、相手の守備の時間を増やすことで試合を支配する。変に構えず、やりたことが前半からできれば問題がない」と、組織で戦うつもりだ。
C大阪は現在12勝12分け10敗の8位。今季限りで退団する小菊昭雄監督(49)とともに、現有の顔ぶれでの戦いは残り4試合となる。【横田和幸】