日本ハムは1日、エスコンフィールドで新任コーチ3人の就任会見を行った。
2軍投手コーチに就任した江口孝義氏(55)は91~96年までダイエーでプレーし、現役引退後は理学療法士の資格を取得。06年から20年までオリックスとソフトバンクでトレーナーとして在籍した。初のコーチ業に「すごくワクワクしています」と笑顔。
最近4年間は球界から離れていた中で「木田GM代行から連絡があった。僕が所属している会社ではケータリングとかの仕事をしているので、そっち系の話をいただいたと思ったら僕個人(のコーチ就任)のことで、ちょっとびっくりした。医療に携わった経験をピッチング指導に生かしたい」と話した。栗山CBOもはり・きゅう治療ができる異色の新コーチに「体の状態と技術をリンクさせてイメージできる人材を探してもらっていた。そういうところを担ってくれると信じている」と期待した。
また、2軍打撃コーチとして古巣に復帰する横尾俊建氏(31)は「(指導者となってから)自分が現役だったら、もう少し打てたんじゃないかと思うこともあった。それを若い選手に伝えていければ」と話し、2軍バッテリーコーチとして8年ぶり復帰の的場直樹氏(47)は「しっかりとコミュニケーションを取ってやっていきたい」と話した。