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エンゼルスが19年本塁打王ソレア獲得 今季は打率2割4分1厘、21本塁打


エンゼルスは今季のワールドシリーズ終了後、ホルヘ・ソレア外野手をブレーブスから獲得した。ソレアはキューバ出身で、通算191本の本塁打を記録しているパワーヒッター。彼はMLBで2度のワールドシリーズ制覇の経験があり、2021年にはシリーズMVPを受賞している。その見返りとしてエンゼルスは通算25勝を持つ右腕グリフィン・キャニング投手を放出した。エンゼルスのミナシアンGMは、ソレアの加入がチームの打線強化に必要であると述べた。彼のパワーと右打者としての能力が打線を強化し、必要に応じて外野もこなせる点が評価されている。この動きは、エンゼルスが今季の低い打率と打点を改善するための一環である。

ホルヘ・ソレア(2019年4月撮影)

今季球団史上ワーストの99敗を喫したエンゼルスはワールドシリーズ終了から一夜明けた10月31日(日本時間11月1日)、来季に向け早速補強を行った。

球団公式サイトなどによると、チームはブレーブスから通算191本塁打のホルヘ・ソレア外野手(32)を獲得。見返りとして通算25勝右腕グリフィン・キャニング投手(28)を放出した。

キューバ出身のソレアは14年にカブスでデビューし、ロイヤルズ時代の19年にリーグ最多48本塁打を記録。マーリンズに所属した昨季は36本塁打を放ち、オールスターに初選出された。今季はジャイアンツとブレーブスでプレーし、指名打者で91試合、外野手で46試合に出場。打率2割4分1厘、21本塁打、64打点、OPS.780だった。16年にカブス、21年にブレーブスでワールドシリーズを制し、21年には同シリーズMVPに輝いた。昨オフにジャイアンツと26年まで3年総額4200万ドル(約63億円)で契約している。

ブレーブスに移ったキャニングは17年ドラフト2巡目(全体47位)でエンゼルスから指名され、19年にデビュー。大谷翔平投手(現ドジャース)が抜けた今季は自己最多32試合に登板し6勝13敗、防御率5・19だった。メジャー通算25勝34敗、防御率4・78。

ミナシアンGMは、ソレア獲得について同サイトに「遅かれ早かれ必要だと感じていたトレード。私たちはこの3週間、チームの強みと欠点を調べた。ホルヘは本当にフィットする選手。右打者でパワーがある。一振りで試合を変えられるし、必要なら外野もこなせる」とコメント。MLBワースト3位のOPS.670を記録した打線のてこ入れが狙いだと明かした。

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