楽天秋季キャンプ2日目の31日、午前練習が異例の非公開で行われた。三木肇新監督(47)は「新しいチャレンジをすることも大事だけど、土台や基礎を連続でやることも大事」と、外部の目をシャットアウトして基礎練習を繰り返したとみられる。
練習中にはドジャース世界一のニュースも飛び込んできた。日本ハムコーチ時代の13年に、プロ1年目の大谷翔平とシーズンを過ごした間柄。「本当に素晴らしいの一言。僕たちも(活躍を)見ながら感激と感謝、いろんなものを与えてもらっている」とたたえた。
大谷のように、楽天若手選手たちの今後の成長も後押ししていく。「きっかけを作れるかどうかは本人も大事だけど、(首脳陣に)可能性を広げていく、気付かせてあげる役割はある」とサポートは惜しまない。一方で「チャンスをつかみに来てほしい」と積極性の重要性も説いた。