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【侍ジャパン】才木浩人ブルペン入り「もっと良いボールを」転機くれたあの選手とのWBC共闘描く


阪神の才木浩人投手が、2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での侍ジャパン入りを目指す意欲を示しました。井端監督も、彼が大谷翔平と共にWBCでプレーすることを期待しています。才木投手はトミー・ジョン手術から復活し、昨季と今季の順調なパフォーマンスを経て初の日本代表に選ばれました。宮崎キャンプでのトレーニングでは、大会球やピッチクロックタイマーを用いて準備を進め、大谷と一緒にプレーする夢を実現させる意欲を語りました。彼はまた、被弾した過去の試合を教訓に、次回の国際大会での成長を誓っています。

ブルペンで投球する阪神才木(撮影・上山淳一)

目指せ、大谷さんと共闘! 侍ジャパン才木浩人投手(25)が10月31日、井端監督から26年WBCメンバー入りを期待された。「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」に向けた宮崎キャンプの3日目に初めてブルペン入り。才木の投球を見届けた指揮官は早くも1年4カ月後を頭に思い描いた。

井端監督 次、WBC入って、一緒にやっていたらいいなと個人的には思いますけどね。

ドジャース大谷がワールドシリーズ制覇を果たしたメモリアルデー。「一緒に」の相手は大谷だ。指揮官の思いを聞くまでもなく、本人にもその覚悟がある。

才木 トミー・ジョン明けぐらいから順調に行けばプレミアやWBC(に間に合う)と分かっていた。入りたいと思っていました。

トミー・ジョン手術から22年に復活。昨季8勝、今季13勝と順調にステップアップして初の日本代表に選ばれた。連覇がかかる26年WBC。指揮官がイメージする大谷との共演を実現させるつもりだ。

ブルペンでは大会球やピッチクロックタイマーも用いて30球。本番想定で「問題ないです」と胸を張った。投球後は10分ほど指揮官と対話する中で、昨年3月のWBC強化試合も話題に上がったという。大谷に膝をつきながら被弾した一戦。「もっと良いボールを」と転機になった試合を思い返し、初の国際大会へ気持ちを入れ直した。

才木 相手も変わる。そういうところにも通用する投手になれればと思う。成長できる場にできたら。

ジャパンの将来を背負うためにも進化のスピードは緩めない。【波部俊之介】

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