<ワールドシリーズ:ヤンキース-ドジャース>◇第5戦◇30日(日本時間31日)◇ヤンキースタジアム
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)に待望のワールドシリーズ初本塁打が飛び出した。
ジャッジは「3番中堅」で出場し、初回1死一塁で迎えた第1打席。先発右腕フラーティの初球フォーシームを捉え、熱狂するヤンキースファンで埋まる右翼スタンドに先制弾を運んだ。打球速度108・9マイル(約175・3キロ)、飛距離403フィート(約123メートル)。今ポストシーズンは打率1割5分2厘と不調で、今シリーズも不発だった主砲にようやく1発が出た。
続くジャズ・チザム外野手(26)も右翼スタンドへソロを放ち、2者連続弾でリードを3点に広げた。ヤンキースがワールドシリーズで2者連続本塁打を記録したのは、ドジャースと対戦した1977年の第5戦以来、47年ぶり通算5度目。同年はヤンキースが4勝2敗で世界一となった。