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ヤンキース・ブーン監督、第4戦のファンの危険行為に「許される行為ではない」 球団は声明発表


ヤンキースとドジャースのワールドシリーズ第4戦で、ヤンキースファンが試合進行を妨害する事件が発生した。ヤンキースのアーロン・ブーン監督は、ヤンキース・トーレスが打ったボールをファンがベッツ選手のグラブから奪おうとした行為について厳しく非難。幸いベッツ選手に怪我はなかったが、ヤンキース球団とMLBはこの行為を容認しないと声明を出し、関与したファン2人の第5戦への入場を禁止した。ブーン監督は、球場は応援する場所であり、選手に物理的に手を出すべきではないと述べた。

ドジャースとの第5戦を前に、打撃練習を見守るヤンキースのブーン監督(AP)

<ワールドシリーズ:ヤンキース-ドジャース>◇第5戦◇30日(日本時間31日)◇ヤンキースタジアム

ヤンキースのアーロン・ブーン監督(51)が、第4戦でのファンの悪質なプレー妨害に苦言を呈した。

1回無死、ヤンキース・トーレスが放ったフェンス際の打球を、右翼手ベッツがフェンスから手を伸ばしたファンと交錯しながら捕球。だが、ヤンキースファンの男性2人が、グラブからボールをつかみ取ろうと試みるシーンがあった。ベッツにケガはなかったが、ベッツは手首を押さえ込まれており、負傷してもおかしくない暴挙だった。

これを受けてヤンキースは「球団と大リーグ機構は第4戦であった行為を決して容認しない」と声明を発表。2人のファンの第5戦入場を禁止した。

ブーン監督も「Not good. ここ(球場)はあのようなことをする場ではない。声援を送り、応援するような場所。それでも許される行為ではない。誰にだって手を出すべきじゃない」と厳しく言及した。

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