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【データ】ヤンキース、負けたら終了の試合で2桁得点は3度目も…0勝3敗から逆転Vは1度もなし


ヤンキースはドジャースとのワールドシリーズ第4戦で11-4で勝利し、今シリーズ初勝利を収めました。特にアンソニー・ボルピが逆転満塁本塁打を放ち、チームの勝利に貢献しました。彼は23歳184日でWSにおける4番目の若さで満塁本塁打を記録した選手となりました。また、ボルピは2盗塁も決め、複数の長打と盗塁の両方を達成したのは、コリンズ以来の114年ぶりの快挙です。この試合ではヤンキースが1試合で5盗塁を記録し、これはWSとしては32年ぶりの記録でした。ドジャースのフリーマンも第1戦で満塁本塁打を打っており、1987年以来両チームから満塁本塁打が出たことは非常に珍しい出来事です。

ヤンキース対ドジャース 第4戦に勝利し、喜ぶヤンキースの、左からジャッジ、バードゥーゴ、ソト(撮影・菅敏)

<ワールドシリーズ:ヤンキース11-4ドジャース>◇第4戦◇29日(日本時間30日)◇ヤンキースタジアム

ヤンキースが地元出身のアンソニー・ボルピ内野手(23)の逆転グランドスラムで、ワールドシリーズ(WS)制覇に王手をかけるドジャースに勝利し、1勝3敗とした。

   ◇   ◇   ◇

▼ヤンキースが今シリーズ初勝利。ワールドシリーズ(WS)で0勝3敗は過去24度あったが、逆転優勝は1度もない。第4戦で初勝利は過去3度あったが、第5戦はいずれも開幕3連勝チームが勝っている。

▼ヤンキースは11得点。MLBのラングス記者によると、負けたら終了というポストシーズン(PS)の試合で、2桁得点は球団3度目。

▼満塁本塁打を打ったヤンキースのボルピは23歳184日。WSで年少4位。

▼ボルピは満塁本塁打に加えて2盗塁。ヤンキースでは公式戦も合わせて62年8月19日マントル以来。PSでは08年のナ・リーグ地区シリーズのビクトリーノ(フィリーズ)以来2人目。4打点&2盗塁もビクトリーノ以来2人目。複数長打と盗塁はコリンズ以来WS114年ぶり。

▼第1戦でドジャースのフリーマンも満塁本塁打を放っている。WSで満塁弾が2本は1987年ツインズのハーベック(ツインズ)とグラッデン(94年巨人に在籍)以来37年ぶり。両軍1本ずつは64年ボイヤー(カージナルス)とペピトーン(ヤンキース=73年ヤクルトに在籍)以来60年ぶり2度目。

▼ヤンキースの1試合5盗塁は、9回までの試合では32年ぶり6度目のWS最多タイ。

▼ドジャースのスミスが5回、ヤンキースのウェルズが6回に本塁打。複数捕手の本塁打は、19年第2戦のスズキ(ナショナルズ)とマルドナド(アストロズ)以来WS5度目。

▼ドジャースのカスペリアスは、公式戦も合わせてプロ初先発。WSで初先発は21年リー(ブレーブス)以来2人目。

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