オリックス森友哉捕手(29)がリーダー宣言だ。30日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸4億円でサイン。
4年契約の2年目はリーグ4連覇を逃し、自身も2度の故障離脱があり「イメージしていた1年間と全然違った」と悔しそうに振り返った。その上で来季への心境の変化を語った。
「3年目だしもっとチームを引っ張っていかないといけない。いろんな人とコミュニケーション取りながら、悪いところを話し合って、スキのないチームの先頭に立てれば。これから出てくる若い選手とも積極的に話したい。そこが大事」
そんな思いは自然と芽生えたという。「チームがこういう結果に終わってしまったので、何か変えないといけない。自分にもすごい責任がある」と続けた。
今季は117試合出場で打率2割8分1厘、9本塁打、46打点。毎オフ掲げるキャリアハイ達成できず「もっと活躍しないといけない」と再び同じ目標を掲げた。1月には沖縄・宮古島市で頓宮、野口らと自主トレを予定。今オフは「走ることや体の使い方とか、昔大事にしてたことをもう1回振り返って」と原点に戻って鍛え直すつもりだ。【大池和幸】