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【柏】DF関根大輝、日本代表で最も衝撃を受けた選手とは?11・3福岡戦でも経験生かす


柏レイソルのDF関根大輝選手は、日本代表としての経験をリーグ戦に活かすことを決意している。ワールドカップ北中米大会のアジア最終予選メンバーにも選ばれた関根は、代表活動で守備力を高める重要性を実感し、「目の前の相手に負けない」という強い意志を持つようになったと語る。森保一監督から受けた守備のアドバイスを活かし、クロス対応など具体的な課題に取り組んでいる。代表戦ではトップレベルの選手との対戦を通じて守備や体の強さに課題を見つけたとし、それを克服するための意識を持っている。チームは残留争いの中でも次の試合で攻撃面を見せたいとしている。関根は、「レイソルで活躍しないと日本代表には戻れない」とし、今後の試合での成果を追求している。

柏関根大輝(2024年8月31日撮影)

柏レイソルDF関根大輝(22)が、日本代表の活動で培った経験をリーグ戦に生かす。チームはアビスパ福岡戦(3日、ベススタ)に向け調整。10月のワールドカップ(W杯)北中米大会・アジア最終予選のメンバーに選出された関根は「日本代表の活動で、目の前の相手に負けない、(相手に)何もやらせないという思いは強くなった」と守備面で大きな刺激を受けたことを明かし「代表に1回入ったからには、恥じないプレーをしないといけない。むしろ、自分はどんどんやっていかないといけない立場にいる」と意気込んだ。

日本代表の活動中では、森保一監督から、守備面のアドバイスを受けた。「目の前の相手に簡単にシュートも打たせないぐらい行くだったり、簡単にクロスを上げさせないだったり。クロス対応の部分も含め、自分でも課題だと思っていて、あらためて言われることで自分でも響くものもありましたし、今、その課題に取り組めている」と前を向く。

代表の紅白戦ではMF三笘薫、FW上田綺世とも対峙(たいじ)した。「緊張もしましたし。世界のトップレベルでやってる選手なのでレベルが違った」と振り返る。ボールを持ったときのプレーは自信を持ってできたが、やはり、守備面や体の強さでは課題も感じたという。「上田綺世選手は、体感したことないぐらい強かった。意味分からないボールも収められたりして。ああいう選手が海外にはざらにいると思う。そういうのを経験できたのも良かった」。

チームは残留争いの最中にいる。直近2試合は、後半追加タイムのPK献上で勝ち点を失ったが、決して悲観はしていない。「今週は攻撃面も取り組んできた。そこは次の試合で見せられるのでは」とし、日本代表へ「レイソルで活躍しないと入れない。いろんな課題が見つかって、それを克服するために取り組むところは意識している。次もそういうプレーを出していければ」と話した。【岩田千代巳】

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