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「どこの馬の骨だ」偏見に打ち勝った女子バロンドールのボンマティは少女を代表する“大きな母”


スペイン代表MFアイタナ・ボンマティ(26)が、バルセロナ所属として2度目の女子バロンドールを受賞したと欧州メディアで報じられています。ボンマティはスペイン女子サッカーの象徴的な選手であり、フィールド内外での彼女の強い自己主張と政治的背景が注目されています。彼女の家族はカタルーニャ地方の独立を推進する運動に参加しており、その影響から試合中に差別的な野次を受けることもあります。さらに、スペインチームがFIFAワールドカップで優勝した際の表彰式で、サッカー連盟会長の不適切な行動を批判し被害者を支持する姿勢を示しました。ボンマティの影響力は地域のクラブを代表する存在にもなり、またその言葉と回復力が多くの人々を引きつけています。

女子部門でバロンドールを受賞した、バルセロナのスペイン代表MFアイタナ・ボンマティ(ロイター)

欧州各メディアが、女子バロンドールを授賞したスペイン代表MFアイタナ・ボンマティ(26=バルセロナ)を特集した。

30日までに各メディアは「ツナミのような選手」「差別などの偏見の中で鍛えられた世界最高選手」「2度目のバロンドール」など、人生ストーリーを紹介した。

ボンマティが所属クラブで試合に出場する際、客席から「どこの馬の骨だ!」などと、差別的な罵声が多い。両親がカタルーニャと周辺地域の独立を推進する運動に参加するなど、政治的信念が強いとされることも理由の1つとされる。

ボンマティ自身も自己主張が強く、23年8月にスペイン女子がFIFAワールドカップ(W杯)で優勝。表彰式で、同国サッカー連盟のルイス・ルビアレス会長が、同意なしにFWジェニファー・エルモソの唇にキスしたことで問題になった際「権力乱用と無礼は許されない。ジェニファーのような被害を受けているすべての女性を支持する」など、声が大にして主張した。

英BBCは「現地の人々は、ボンマティは地域14クラブでプレーする少女180人を代表する“大きな母”だと思っている。『野望の後には苦痛が訪れる』という彼女の言葉は、今までつながってきている彼女の驚異的な回復能力のあらわれ」と絶賛した。

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