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大谷翔平、世界一へあと1勝 「1番DH」先発出場、左肩亜脱臼も第3戦に続いて/スタメン発表


ドジャースの大谷翔平選手が左肩の亜脱臼を抱えながらワールドシリーズに挑んでいます。第2戦で左肩を負傷した大谷は、亜脱臼ながら構造的な損傷はないと診断され、第3戦では痛み止めを服用し、左手でユニホームの胸元をつかむことでプレーを続けています。ドジャースはワールドシリーズ対ヤンキースとの対戦で現在3勝0敗。あと1勝で世界一となります。ヤンキースの先発は今季15勝のルイス・ヒル投手で、ドジャースはブルペンデーで戦います。亜脱臼は再発のリスクがあるため、通常は安静が推奨されますが、大谷は出場を続け、チームの勝利に貢献しようとしています。

ドジャース大谷翔平(2024年撮影)

<ワールドシリーズ:ヤンキース-ドジャース>◇第4戦◇29日(日本時間30日)◇ヤンキースタジアム

左肩の亜脱臼を抱えるドジャース大谷翔平投手(30)が、第3戦と同じく「1番DH」でスタメン出場。自身初のワールドシリーズ(WS)制覇はなるか。

大谷は26日(同27日)の第2戦で盗塁を試みた際に左肩を負傷。精密検査の結果は左肩の亜脱臼のみで、構造的な損傷は見られなかったが、第3戦は痛み止めの服用やテーピングを施して出場。走塁時には左腕が伸びるのを防ぐため、左手でユニホームの胸元をつかんだままプレーしていた。

ドジャースはシリーズ対戦成績は3勝0敗で、世界一まであと1勝。ヤンキースの先発は今季15勝のルイス・ヒル投手(26)。ドジャースはブルペンデーとなる。

【ドジャースのスタメン】

1(指)大谷

2(右)ベッツ

3(一)フリーマン

4(左)T・ヘルナンデス

5(三)マンシー

6(中)E・ヘルナンデス

7(二)ラックス

8(捕)スミス

9(遊)エドマン

P カスペリアス

◆亜脱臼 関節の位置にズレが生じ、脱臼しかかった状態。関節の可動域を超えた動作により、骨が関節から部分的に押し出されて発症する。痛みやしびれの症状が多い。骨が関節から完全に外れると脱臼になる。程度はさまざまで、阪神北條は18年に左肩を亜脱臼し、そのままシーズンを全休。21年には手術に踏み切るなど、再発を繰り返すケースがある。一方で、広島鈴木(現カブス)は16年8月に左肩亜脱臼を発症したが、プレーを続行してリーグ優勝に貢献した。一般的には、再発を防ぐために数週間は安静にする。

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