挑戦の秋だ。みやざきフェニックス・リーグに参加していた阪神井上広大外野手(23)が29日、甲子園での秋季練習に合流。一塁守備に就いた。
約2カ月前にファーストミットを準備。積極的な姿勢に藤川球児監督(44)も「魅力的な選手になる」と絶賛した。プロ5年間で1軍での一塁経験はゼロ。出場機会を増やすべく、新たなポジションへ果敢にチャレンジする。藤川監督の一問一答は以下の通り。
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-フェニックスリーグ組も合流した
「若い選手がたくさん来ているので。ポジションによってもそうだし、いろんな性格があるので。アプローチの仕方はこちらも考えなければなと。平田(2軍)監督とも話していたんですけどね」
-岡田前監督も秋季キャンプに来てくれたら
「もちろんね、もちろん。来てもらいたい。裏で野球のことを聞くことはたくさんできると思うので」
-アルナエスは秋季キャンプに行くのか
「まだ来季からの契約になりますから、謎の助っ人外国人として(笑い)。でも大いに期待してあげてほしいし、育成だからとかではないと思いますし、入り口は関係ないと思うので、すごく楽しみにしていますね」
-森木は自らはい上がってくるのを待つ
「僕は阪神タイガースの監督ですからね。野球のキャリアがどこでもいいからうまくいってほしいとは思いますけど、それと監督という立場は違うので。人を頼っていたらダメだよというところで自分ですね。コーチがやってくれると思います」