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【阪神】育成4位川崎俊哲、故郷への思い「甲子園の土をしっかり踏んで能登、輪島盛り上げたい」


阪神に育成ドラフト4位で指名された石川川崎俊哲内野手(23)が、球団関係者からの指名あいさつを金沢市内で受けました。川崎選手は打撃力をアピールし、速いストレートを確実に捉える強さが武器と語っています。彼は能登半島出身で地元の輪島市を、今年の地震や豪雨被害から勇気づけるため、プロ野球選手として活躍を誓っています。輪島高校卒業後、石川の独立リーグで5年間プレーし、石川で指揮を執る岡崎太一監督のもとで成長を遂げました。プロ入り後は、甲子園で成果を上げ、故郷への貢献を目指しています。

指名あいさつを受けたる阪神育成ドラフト4位・川■(■は崎の大が立の下の横棒なし)俊哲は藤川監督のサイン入りドラフト入館証を手に笑顔=2024年10月29日

阪神に育成ドラフト4位で指名された日本海L・石川川崎俊哲内野手(23)が29日、金沢市内で指名あいさつを受けた。

球団の宮脇則昭編成ディレクター(55)、畑山俊二統括スカウト(60)、担当の筒井和也スカウト(43)と対面した。

「武器はバッティングと思っています。速いストレートを一発でしとめる強さ、しっかり振れるスイングは長所です」。やや緊張の面持ちながら、はっきりとした口調でアピールした。

能登半島の輪島市出身。年初に能登半島地震があり、9月には豪雨災害も重なった。輪島高校を卒業後、5年間も独立リーグ石川で研さんを続けた苦労人。故郷のために、という気持ちは人一倍持っている。

「輪島を少しでも勇気づけられるように、支配下に上がって、1軍に上がって、もっともっと盛り上がってもらえるように。甲子園の土をしっかり踏んで活躍して、能登、輪島をしっかり盛り上げていきたい」

阪神OBの岡崎太一監督(43)が今年から石川の指揮を執っている。川崎は高校卒業後、チームに5年間も在籍。地元で、じっくりと実力を伸ばし、最後は岡崎監督のもとで大願を成就させた。

◆川崎俊哲(かわさき・としあき)2001年(平13)5月2日生まれ、石川県輪島市出身。大屋小1年時に大屋クラブで野球を始め、輪島中で軟式野球部。輪島高卒業後に日本海L・石川に入団。主に遊撃。50メートル6秒1。遠投100メートル。好きな有名人はMr.Children。趣味はサッカー、ゴルフなど。174センチ、82キロ。右投げ左打ち。

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