<ワールドシリーズ:ヤンキース2-4ドジャース>◇第3戦◇28日(日本時間29日)◇ヤンキースタジアム
ドジャースがヤンキースとのワールドシリーズ第3戦に4-2で勝利し、3勝0敗で4年ぶりの世界一に王手をかけた。
初回、3番フリーマンの3試合連続となる2ランで先制。3回には2番ベッツの適時打で追加点を挙げた。投げては先発右腕ビューラーが5回2安打無失点と好投。その後も細かい継投でつなぎ、9回に右腕コペックが2ランを許したが逃げ切った。
3-0の4回には、左翼のテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)が守備で魅せた。2死二塁で6番ボルピーが放った左前打を捕球後、すぐさま93・9マイル(約151・1キロ)の送球でバックホーム。好返球で本塁を狙ったスタントンを刺した。試合後にFOXのインタビューに応じたヘルナンデスは、その場面について「良い位置で投げようとしただけ。2アウトで二塁にスタントンがいて、いつもよりリードが大きかったから、ホームを狙うと思った。良い送球ができたよ」と振り返り、明日の第4戦に向けて「この(ワールドシリーズ制覇を狙える)状況にいるのはみんなの夢。明日が待ち切れないよ。グラウンドに出て(今日と)同じことをしないとね」と笑顔で口にした。