京滋大学野球連盟の京都先端科学大・中島輝士監督(62)が、今秋限りで指揮官を退任することが29日、明らかとなった。
中島監督は柳川(福岡)、プリンスホテルを経て、1988年(昭63)のドラフト1位で日本ハムに入団。96年には近鉄へ移籍し、98年限りで現役を引退した。プロでは通算641試合に453安打、52本塁打、225打点と活躍した。
引退後は近鉄、日本ハム、四国IL徳島のコーチを務めるなどして、20年から同大学の硬式野球部監督に就任。22年秋季リーグで優勝を果たした。今年で5年契約が満了となり、退任することが決まった。
中島監督はこのほど電話取材に応じ「勝負の世界ですから。1回しか優勝してないので。プロと独立リーグでコーチをして、学生と一緒にやれたのは初めてだったので、楽しかったですね」と振り返った。
後任は未定。自身の今後については「野球に携われるような仕事がしたい」と話した。