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世界一に王手弾のフリーマン「この球場では先制して観客を静かにさせたいから」初回に決勝2ラン


ドジャースがヤンキースを4-2で破り、ワールドシリーズ第3戦を制して3勝0敗とし、4年ぶりの世界一に王手をかけました。試合は初回、フレディ・フリーマンが2ランホームランを放って先制。続く3回にはムーキー・ベッツの適時打で追加点を挙げました。先発のウォーカー・ビューラーは5回2安打無失点と好投し、コペックが9回に2ランを許すも逃げ切りました。フリーマンは試合後、「初回の先制点は重要だった」と述べ、右足首の回復を強調し、ワールドシリーズ5試合連続本塁打を達成。記録よりも「あと1勝」に集中していると語りました。

フリーマンは1回に先制2ランを放った(ロイター)

<ワールドシリーズ:ヤンキース2-4ドジャース>◇第3戦◇28日(日本時間29日)◇ヤンキースタジアム

ドジャースがヤンキースとのワールドシリーズ第3戦に4ー2で勝利し、3勝0敗で4年ぶりの世界一に王手をかけた。

初回、3番フリーマンの3試合連続となる2ランで先制。3回には2番ベッツの適時打で追加点を挙げた。投げては先発右腕ビューラーが5回2安打無失点と好投。その後も細かい継投でつなぎ、9回に右腕コペックが2ランを許したが逃げ切った。

フリーマンは試合直後のグラウンドでのインタビューに応じ、先制弾について「みんな(先発の)シュミットとあまり対戦がないから、(チーム的には)ゲームプランを重要視していた。特にこの球場では先制して観客を静かにさせたいから、それが初回にできた」とコメント。シーズン終盤に捻挫した右足首については「状態は良くなっている。治療を受けて、打撃練習に取り組むことができたことが(好調の)要因。自分のタイミングが取れているし、ボールの見え方も良い」と話した。

これでブレーブス時代の21年からワールドシリーズ5試合連続本塁打。ジョージ・スプリンガーのワールドシリーズ最長記録に並んだが「(記録は)全て終わったら振り返ることができる。重要なのはあと1勝すること。それしか考えていない」と口にした。

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