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前履正社監督の岡田監督率いる東洋大姫路、3年ぶりセンバツ決定的 大院大高に快勝で4強入り


東洋大姫路高校が大院大高を4-0で破り、秋季近畿大会で17年ぶりに4強進出を果たしました。注目の阪下漣投手が制球力抜群のピッチングで相手打線を封じ、完封勝利を収めました。これにより、センバツ出場への可能性が非常に高まりました。

東洋大姫路対大院大高 ベンチから指示を出す東洋大姫路・岡田監督(撮影・前田充)

<高校野球秋季近畿大会:東洋大姫路4-0大院大高>◇27日◇準々決勝◇ほっともっとフィールド神戸

東洋大姫路(兵庫1位)が大院大高(大阪3位)に快勝し、優勝した2007年以来17年ぶりの4強入りを決め、3年ぶりのセンバツ出場へ当確ランプをともした。

プロ注目の最速147キロ右腕、阪下漣投手(2年)が快投。抜群の制球力をみせストライク先行でテンポよく投げ込み、3回まで完全投球。5回、先頭打者に左中間への二塁打を許し初めてピンチを背負ったが、後続を打ち取って無失点に抑え込んだ。

味方打線に援護点をもらった中盤以降も大院大高打線を寄せ付けず。最後まで1人で投げ抜き、2試合連続完投となる完封勝利でセンバツ出場切符をグイッと引き寄せた。

履正社(大阪)の前監督で、22年4月から母校の指揮官に就いた岡田龍生監督(63)にとって、同校では初となる甲子園行きを手中に収めた。

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