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【DeNA】ドラ2法大・篠木健太郎、ねば~っこい投球で「長く勝てる選手に」先発前夜はボロネーゼ


DeNAのドラフト2位で指名された法大の篠木健太郎投手が、川崎市で指名のあいさつを受けた。彼は4年間もの間、「ドラフト1位」を目指して努力してきたが、2位指名に悔しさを感じている。しかし、チームのために必要な存在と評され、大いに心動かされた。野球に没頭した4年間、唯一の楽しみは食事で、特に寮の近くにあるパスタ店「パスタスタンド キーノ」のモチモチした麺に魅了され、試合前には必ずボロネーゼを食べるのがゲン担ぎだった。篠木は今後もこのモチモチねばっこいプレースタイルで息の長い選手を目指すことを誓った。

DeNA・2位指名のあいさつを受け、DBスターマンのぬいぐるみを手に笑顔を見せる篠木(撮影・保坂淑子)

モチモチねば~っこい投球で息の長~い選手を目指す。DeNAドラフト2位の法大・篠木健太郎投手(22)が26日、川崎市内の同校で指名あいさつを受けた。進藤達哉チーム統括本部長補佐、長谷川竜也スカウト部長、河野亮スカウトが訪問し、直接評価を耳にして心が動いた。

「ドラフト1位」を目指し走り続けた4年間。篠木は2位指名が悔しかった。「でも今日、チームのために必要な戦力と言っていただき、入団してからが勝負なんだと思った。いつかこの悔しさがあったから成長できた、と言えるくらい野球に打ち込みたい」と闘志を燃やした。

「いろいろなことを犠牲にしても野球にかけたいと思った」というほど、野球漬けの4年間。唯一の楽しみは食事。「食べることはすごい好き。おいしいと聞くと出掛けて行くほど」と、自称「グルメ」。1番のお気に入りは寮の近くにあるパスタ専門店「パスタスタンド キーノ」。お店自慢のモチモチ~とした自家製麺に魅了され、4年間、リーグ戦先発前夜には必ずお気に入りのをボロネーゼ食べるのがゲン担ぎ。力強い投球はもちろん、粘り強~い投球も、モチ味のひとつになった。

これからは新たなゲン担ぎ探しとなるが、4年間培った、モチモチねば~っこい投球で「長く勝てる選手になりたい」と、気持ちを新たにした。【保坂淑子】

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