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【浦和】柏に競り勝ち連敗4で止める、MF原口元気が明かしたサポーターから言われた言葉


浦和レッズは、8月に雷雨で延期されたJ1第25節で柏レイソルに1-0で勝利しました。浦和は後半の追加タイムに入ってからFWチアゴ・サンタナが決めたペナルティキックで試合を制し、4連敗をストップしました。勝利の鍵となったのは、10年ぶりに浦和に戻ってきたMF原口元気の活躍でした。彼のパスがPKのきっかけを作り、この重要な勝利をサポーターとともに喜びました。原口は「この勝利は大きい。この流れを食い止めないと」と語り、チームと自身の変化を誓いました。勝利後、選手はサポーターと「We Are Diamonds」の合唱を行い、次への意欲を新たにしました。

浦和対柏 柏に勝利し歓喜する浦和イレブン(撮影・横山健太)

<明治安田J1:浦和1-0柏>◇第25節◇23日◇埼玉スタジアム

雷雨で8月7日の開催が中止となった第25節の16位浦和レッズと17位柏レイソルの対戦は、浦和が後半追加タイムにFWチアゴサンタナのPK弾で競り勝ち、連敗を4で止めた。

PK誘発の起点になったのは、今夏に10年ぶりに浦和に復帰したMF原口元気だった。ペナルティーエリア内に裏抜けしたMF関根へパス。その関根の折り返しをFWチアゴサンタナがシュートに行く場面で、相手のハンドでPKを獲得した。そのPKを決め、6月30日のジュビロ磐田戦以来のホーム埼玉スタジアムでの勝利を手にした。

試合後はサポーターと「We Are Diamonds」を歌った。原口は「自分が10年ぶり以上なんで、かなり感情的にはなりました。毎試合、聞きたいなと思いますね。そうなっていかなくてはいけない」とあふれる思いを口にした。

前節に東京ヴェルディに敗れて4連敗を喫した直後、スタジアムに駆けつけたサポーターと話し合いの場を持った。オフ明けには原口と関根が中心になって選手ミーティングも開催された。原口は「この試合は残留争いで、勝たないとしんどい流れになると理解していた。この流れは僕らでしか食い止められないと」。ミーティングの中で、サポーターの声も伝えた。「お前、何しに帰ってきたんだ」と言われた言葉を重く受け止めていた。「その言葉に、僕も確かにな、と思ってしまったし。1勝して喜んでいる場合ではない。ここから。はやくもう1勝して残留を決めて。僕も変わらないといけないし、チームも変わらないといけない」と巻き返しを誓った。【岩田千代巳】

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