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【新潟】東京Vに0-2敗戦 降格圏との勝ち点差広げられず「できることに集中するだけ」松橋監督


アルビレックス新潟はデンカスタジアムで行われた明治安田J1第35節で東京ヴェルディに0-2で敗れた。試合は後半に2失点し、勝ち点40のまま順位を守りきれず、J2降格圏である18位の磐田との勝ち点差を広げられない状況となった。試合前に松橋力蔵監督は相手の守備戦術への対策をいくつか講じたが、選手たちは東京ヴェルディの速い帰陣と強固な守備に苦戦。前半は特に自陣でボールを保持する時間が短く、思うように進められなかった。15度目の黒星を喫する結果となり、ルヴァン杯決勝進出による日程の影響で残り3試合となった今、新潟は降格を避けるための対策が急務となっている。

新潟対東京V 後半、試合に敗れ、下を向く新潟イレブン(撮影・大島享也)

<明治安田J1:新潟0-2東京V>◇第35節◇23日◇デンカS

激しい雨の中、アルビレックス新潟はホームで東京ヴェルディに0-2で敗れた。

後半4分、同42分に失点した。勝ち点は40のまま。この日、試合のなかったJ2降格圏の18位磐田との勝ち点5差を広げることができなかった。

前半は、ゆっくりパスを回しながら前進する東京Vに時計の針を進められた。松橋力蔵監督(56)は試合前日までに、5バック気味で守備を固める相手の攻略は簡単でないと言いながらも「いくつかのアイデアを選手に提案した」と話していたが、難しかった。

特に前半は敵陣で思うようにボールに触らせてもらえず、自陣でパスを奪っても帰陣の速さと球際の強さを見せる相手に手を焼き、15個目の黒星を喫した。ルヴァン杯の決勝進出で今節が早まったことで、残りは3試合。松橋監督が「自分たちのできることに集中するだけ」と下は向くことはないが、J2降格の足音は近づいている。【小林忠】

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