メッツ千賀滉大、メジャー初救援で３失点「最後の最後ですばらしい経験をさせてもらった」

ドジャース対メッツ　7回に登板し、力投するメッツ千賀（撮影・菅敏）

＜ナ・リーグ優勝決定シリーズ：ドジャース10－5メッツ＞◇第6戦◇20日（日本時間21日）◇ドジャースタジアム

ワイルドカードから勝ち上がったメッツは2勝4敗で敗退が決まり、ワールドシリーズにあと1歩届かなかった。7回からメジャーで初救援となった千賀滉大投手（31）は1回2／3を3失点と、不本意な内容でメジャー2年目を終えた。

今季はキャンプ中から相次ぐ故障で長期離脱を繰り返し、公式戦1試合、ポストシーズン3試合の登板に終わった。納得はできなくても、初めてポストシーズンの緊張感も味わった。「すごい1年だったというのがひと言。うまくいかず、難しい1年でしたけど、最後の最後ですばらしい経験をさせてもらったと思います」。

来季は5年契約の3年目。メンドサ監督が「彼はエース」と言い切るように、投手陣の先頭に立つ立場でもある。「まず先発としてしっかり役割を果たすということが、来年1年間大切になると思います」。敗れた悔しさと貴重な経験を無駄にするつもりはない。