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東洋大姫路・岡田監督「履正社は古豪とは言われない」甲子園V経験から就任、母校を「強豪校」へ


東洋大姫路対龍谷大平安 ベンチ前で選手に話す東洋大姫路の岡田監督(撮影・上山淳一)

<高校野球秋季近畿大会:東洋大姫路9-0龍谷大平安(7回コールド)>◇20日◇1回戦◇ほっともっとフィールド神戸

東洋大姫路(兵庫1位)が龍谷大平安(京都2位)との伝統校対決で11安打9得点、7回コールド完封の圧勝で初戦突破を決めた。履正社(大阪)を日本一に導いたOBの岡田龍生監督(63)は、22年4月の母校指揮官への就任後初の甲子園出場へ大きく前進した。

   ◇   ◇   ◇

11安打9得点のコールド大勝に笑顔を見せるナインを横目に、岡田監督はより上を見た。日本一に導いた履正社を離れ、母校を率いて3年目で初の甲子園は目前。ただ、現在の立ち位置に満足はしていなかった。

「僕が帰ってきてショックなのは『古豪』と書かれるじゃないですか。履正社は古豪とは言われない。それだけ(甲子園出場の)間が空いているからそういう見方をされている。それをなんとか強豪校と言ってもらえるようにせなあかん」

初回から打線がつながった。1死二、三塁から4番木村が右越えの2点適時三塁打。先制の決勝打に「みんながつくってくれたチャンスなので自分がかえさないといけないと思った。先っぽだったけど、気持ちで持っていきました」と笑顔を見せた。勢いづいた打線は7回コールド勝ち。岡田監督も「全国優勝した履正社の打線くらい」と前任校を引き合いにたたえた。

3番や5番も経験し、この日は4番に座った木村にも「4番目。だからいつでも代えます」と競争心をあおる。次戦勝てば3年ぶりとなる来春センバツ出場は確実な状況となる。木村は「一戦必勝で頑張っていきたい」と力強い。甲子園では77年夏に全国制覇したが11年夏を最後に勝てていない。古豪あらため強豪へ、前進し続ける。【林亮佑】

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