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【ソフトバンク】今宮健太「てっぺん取る」4年ぶり日本一へ強い覚悟 前回V時は左足故障で不在


守備練習をおこなう今宮(撮影・鬼束羽瑠菜)

日本シリーズ進出を決めているソフトバンク今宮健太内野手(33)が20日、4年ぶりの日本一奪還を誓った。前回チームが日本一に輝いた20年は左足の故障で不在。その借りを返して真の日本一を味わうべく「てっぺんを取る」と意気込んだ。チームはこの日、本拠地みずほペイペイドームで全体練習を再開。セのCSファイナルステージは巨人とDeNAが3勝3敗で並び、決着は21日に持ち越されたが、どちらがきても一戦必勝で勝ち切る。

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ソフトバンクは18日のファイナルステージで3連勝し、無傷で日本シリーズ進出を決めた。19日の完全休養をはさんでこの日から全体練習が再開。最終決戦を6日後に控え、チームの顔である今宮が日本一奪還への覚悟を語った。

今宮 最大の目標はてっぺんを取ることだと思っています。レギュラーシーズンやクライマックスシリーズと同様に、攻めていきたいと思います。

前回日本シリーズに進出した20年は不在だった。8月に戦線離脱。左ふくらはぎのヒラメ筋部分の筋損傷だった。そのままシーズンを棒に振り、リハビリ組を卒業したのは同年12月。20年に巨人をスイープした日本シリーズは「全然覚えてないです」と振り返る。不完全燃焼だっただけに、日本一への思いは人一倍強い。「この1年間でやってきたことを最後に出し切るのみかな」。約2時間の練習を終えた表情は引き締まっていた。

日本ハムとのCSファイナルステージでは10打数5安打、1本塁打で3連勝に貢献した。3試合すべて「6番遊撃」でスタメン出場し、2犠打とつなぎ役も全う。CS打率5割フィニッシュも「あまり調子がいいとは思ってないです。打球方向を見ればほとんどがレフトだった。(打率5割は)たまたまだと思います」と慢心はない。持ち味の右方向への打球を追求するべく「日本シリーズで変えていけたら」とバットを振り込んでいく。

20年を除けば過去6度の日本シリーズを経験してきた。そのいずれも日本一に輝いている。「楽しんでやることが理想ですけど」とイメージしつつ「CSファイナルと同様に緊張して入っていくと思います。だからその余裕はないかもしれない」。頂上決戦は26日にセ本拠地で開幕。相手は巨人でもDeNAでもどんと来い。大活躍で4年ぶりの日本一に貢献し、今度こそ歓喜の輪に入る。【只松憲】

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