【阪神】桐敷拓馬“しくじり先生”加治屋蓮の「休みすぎるな」胸に鉄腕維持 先発再転向は考えず

阪神桐敷拓馬（2024年10月8日撮影）

阪神桐敷拓馬投手（25）が“しくじり先生”の金言を胸に鉄腕を維持する。

CS後のオフを経て、前日19日から甲子園の球団施設で再始動。この日も体を動かした。

今季12球団最多70試合に登板した左腕は5日間のオフをとったのみ。早くも来季へスタートした理由は…。「加治屋さんは70数試合投げた後、休みすぎてしまったと言っていたので」。

阪神を戦力外となった先輩右腕。ソフトバンク時代の18年には72試合に登板したが、翌年は30試合にとどまり成績は下降線をたどった。その時の教訓が「休みすぎるな」。シーズン中にその話を聞いた桐敷は「（全く）投げないっていうのも、逆に（体が）緩んだりとかすると思う」と肝に銘じる。藤川新監督のもと先発再転向への思いは「特に考えてない」ときっぱり。「任された場面で投げられれば」とブルペンの柱としての自覚を込めた。