<ア・リーグ優勝決定シリーズ:ガーディアンズ2-5ヤンキース>◇第5戦◇19日(日本時間20日)◇プログレッシブフィールド
ヤンキースが延長10回でガーディアンズを下し、2009年以来15年ぶりとなるワールドシリーズ進出を決めた。
試合を決めたのは今季41本塁打を放った2番ソトの一振りだった。2-2の延長10回2死一、二塁で5番手右腕ガディスに対し、ファウルで7球目まで粘り高めフォーシームをとらえ、センターへ決勝の3ランを放った。
試合は序盤から投手戦となり、5回まではガーディアンズに2-0とリードを許していた。だが6回、3番ジャッジがゲッツーに倒れた後の2死三塁で当たっている4番スタントンが先発右腕バイビーに対し、フルカウントからの6球目、甘く入ったスライダーを左中間へ同点2ラン。打球速度117・5マイル(約189キロ)、飛距離446フィート(約136メートル)の特大のアーチで、これが今ポストシーズン5号、通算では16本となり、球団史上ではベーブ・ルースと同僚ジャッジの15本を抜き歴代4位に浮上した。
ヤンキースの09年のワールドシリーズは、フィリーズと第6戦まで戦い4勝2敗で世界一達成。松井秀喜さんがシリーズMVPに輝いている。